前回は、「吹田の団地でリノベーションが流行ってる?」という記事を書きました。
今回は、団地リノベに取り入れやすいタイルについてお話したいと思います。
昭和30年代、40年代に建てられた団地は、それぞれの棟のあいだが広く取られ、日当たりが良く、風通しも良い物件が多いようです。
とはいえ、コンクリート壁は気密性が高く、日当たりの悪い北側の部屋では、クロスや押し入れ、畳などに結露やカビが見られることがあります。
こうした問題に対応するために、珪藻土、調湿クロスを採用されるプランナーさんも多いと思います。
新築で予算を押さえたい場合や、リノベでも普段は見えにくい壁であればクロスで十分かもしれません。
でも、初回提案でいきなり予算重視の提案では面白くありません。何より、団地をリノベしたい施主様にワクワクしていただくには、意外性が必要です。
そんな時におすすめなのがエコカラットです。
これまで三国タイルではたくさんのエコカラットをご紹介して来ました。
ファンシーなものやポップなものから重厚感のあるもの、木や石の質感を表現したもの、ファブリックを組み合わせたものなど、さまざまな空間を演出するデザインが豊富に取り揃えられているので、機能性と意匠性のを兼ね備えた提案が一つの材料でできるエコカラットは、団地にぴったりの建材・内装材と言えるのです。
構造上、位置を変えることができないトイレや洗面所など、湿気がたまりやすいスペースにも最適です。
エコカラットはカットができるタイルで、コンセントタップ周りに使用する専用のスペーサーも用意されていますので、水濡れしない場所であれば、あらゆる壁・造作に貼ることができます。
LIXILからは簡単に取り入れられるデザインパッケージも用意されていますが、設計士・インテリアデザイナー・プランナーさんならではのオリジナルデザインを提案するのが一番でしょう。エコカラットをどう配置するか、力量が試されるところなので、他社との差別化にも一役買うことと思います。
エコカラットについてご不明な点があれば、三国タイルまでお気軽にお問い合わせください。