三国タイルについて

社長メッセージ

「空間に個性を結ぶ」
タイル、石材には様々な色、形状があり、その組み合わせは無限です。
本場イタリアでは毎年のように新しいデザイン、テクスチャーのタイルが生まれ、表現の可能性は留まるところを知りません。
三国タイルはこれからも、
お客様のご希望、こだわりに応えるべく、日々、努力を重ねてまいります。

代表取締役社長 東 弘毅

当社は、1960年(昭和35年)、大阪市淀川区の三国にて創業しました。
先代社長の東 輝夫が、同業者での8年間の修行ののちに、独立したのです。

当時はまだ、自動車も普及しておらず、自転車か、自転車に大八車を連結し、それを荷台にしてタイルを運んでいた時代だったそうです。

先代社長がよく話していたのは、独立時の修行先との約束で1件の得意先も持たずに独立したため、一日中、近所の建材商社ですることもなく座っていたということ。その後ようやく、お付き合いのあったタイル工事店から職人さんを貸していただき、とある工務店に10回通って、初めて仕事を頂いたのだそうです。

それが、三国タイルの始まりです。

当時は、朝6時頃から、メーカー直送の4トンや10トンのトラックが荷卸しに着き、待ち構えた社員、職方が、総出でタイルを降ろす毎日が続きました。

1965年(昭和40年)年末頃からは、57ケ月持続する「いざなぎ景気」が始まり、当社も大きく発展していき、1972年(昭和47年)、現在の千里ニュータウンに社屋を移します。

工事専業で始まった三国タイルですが、移転後に、メーカーとの取引拡大を狙って、タイルの販売を始めました。
会社から独立した工事店さんを中心に少しずつ販路を拡げ、最終的には「販売」と「施工」が拮抗するまでに拡充していきます。

1980年代後半には、ご多分に漏れず、当社にもバブル景気の波がやってきまして、昭和60年から平成2年まで、売上高も最高で11億円になるまで拡大を続けました。

私が入社したのも、その頃です。

こうして四半世紀の歴史を数えた当社でしたが、バブル崩壊を迎えます。
住宅着工戸数の減少、世界的な不況、輸入業者による直販の拡大、インターネット通販等の従来に無い販売経路の成長などにより、平成14年には、売上高は過去最少を記録します。

その後は、同業他社からの増員による販売強化・拡大により、最悪期の状況は脱しましたが、赤黒ぎりぎりのところを推移します。
平成23年、さらなる従業員の頑張りにより、4年連続の赤字を記録したのを最後に、業績は改善。
その後、4年連続の黒字を記録する見込みとなるまでに、回復しました。

現在は、売上に占める「販売」のウエイトが、9割近い構成となっています。
また、3年前からはインターネット上に通販サイト(オンラインショップ)を設け、お値打ち品を中心に、着実に売り上げを伸ばしています。

現在は、お客様のニーズに応え、きめ細かな配送ができるよう、総勢7名(うち女性2名)の少数精鋭で円滑なコミュニケーションを取りながら、日々の業務を行っています。また、営業担当者は、商品としてのタイルの良さ、性能の高さを広めるべく、京阪神のあらゆるエリアを所狭しと駆け回っています。
同時に当社では、直庸の職方9名を武器に、お客様の目線で、お客様のすぐそばで、状況の変化に即座に対応できる体勢を整えています。

「いざなぎ景気」の時代から50年。
今後は、経年劣化による外壁の改修・補修や、タイル剥落防止のための予防施工の需要が増えてくることでしょう。
良い時代、悪い時代、さまざまな時代を乗り越えてきた過去の経験を活かし、常に時代を感じ、先取りし、お客様、お取引先様の需要に応えられる会社でありたいと考えています。

会社概要

会社名

株式会社 三国タイル(ミクニタイル)

所在地

〒565-0862 大阪府吹田市津雲台7丁目5番 D−131

電話番号

06-6832-1101

FAX番号

06-6832-0941

営業品目

国産・輸入タイル、内装・外装タイル、規格石材 施工及び販売

取引銀行

りそな銀行(三国)、
みずほ銀行(江坂)、
三井住友銀行(南千里)

創業

昭和35年 1月

会社設立

昭和39年 1月

資本金

2,000万円

代表者

東 弘毅

建設業許可
番号

大阪府知事許可(般-3)第1980号

加入団体


大阪タイル協同組合(理事)
一般社団法人 全国タイル業協会
一般社団法人 大阪陶業協会
吹田商工会議所

アクセス

車をご利用の方

中国自動車道
 吹田出口より車で5分(3.2km)
新御堂筋[千里中央]より車で4分(2km)

電車をご利用の方

阪急山田駅より徒歩12分
大阪モノレール線山田駅より徒歩10分

沿革

  • 昭和35年

  • 三国地区において、東輝夫が三国タイル店を個人創業

  • 昭和39年

  • 資本金300万円にて同所において
    株式会社 三国タイル店を設立、
    東輝夫が代表取締役に就任

  • 昭和41年

  • 資本金500万円に増資

  • 昭和43年

  • 資本金800万円に増資

  • 昭和44年

  • 資本金1000万円に増資

  • 昭和45年

  • 資本金1500万円に増資

  • 昭和46年

  • 資本金2000万円に増資

  • 昭和47年

  • 大阪府吹田地区千里ニュータウン企業団地内に新社屋完成

  • 昭和58年

  • 住設機器部門を併設

  • 昭和59年

  • 住設機器ショールーム開設

  • 平成11年

  • 東輝夫 代表取締役会長に就任、
    東弘毅 代表取締役社長に就任、
    社名を「株式会社 三国タイル」に変更

  • 平成12年

  • 創業40周年を迎える

  • 平成16年

  • 東輝夫が黄綬褒章を叙勲

  • 平成22年

  • 創業50周年を迎える

  • 平成32年

  • 創業60周年を迎える